小児科のバイト
子供がかかりやすいもの
小児科は20歳までの方を対象としていることが多いです。
そのため、下は乳幼児から上は大学生までを対象としています。
ただし、病院によっては18歳までとしているケースもあります。
子供によく見られる病気としては、手足口病やプール熱、みずぼうそう、中耳炎といったものがあります。
中耳炎のような病気は通常は耳鼻咽喉科で治療するのですが、小児科で扱っていることも多いです。
よほど専門的な治療が必要となるものではない限りは、小児科は幅広い病気を扱うことができます。
手足口病とは夏に子供の間で流行ることの多い病気であり、手足に水疱ができるようになります。
さらに口の中には口内炎ができるようになり、発熱や痛みが生じることもあります。
手足口病でも登校することは可能ですが、食事が取りにくかったり、発熱のある場合は休ませた方が良いです。
みずぼうそうとは水疱が体中にできる病気であり、高熱が出ることがあります。
もしみずぼうそうになっていることが分かったならば、感染させてしまう可能性があるため、家で安静にしている必要があります。
すべての水疱がかさぶたにならないと完治しません。
中耳炎は子供にとっては風邪とともになりやすい病気の一つです。
何度も繰り返して中耳炎になってしまう子供は多いです。
中耳に細菌が感染してしまったり、中耳に液体がたまってしまう病気です。
最も多いのは急性中耳炎であり、風邪をひいたことがきっかけとなって発症します。
鼻の病気にかかってしまうと、それがきっかけで中耳炎になる可能性が高くなります。
病気の治療の仕方
手足口病を治療するための特効薬は存在しません。
したがって、対症療法が中心となり、自然治癒に任せて治療を進めることになります。
ただし、手足口病の症状がひどくなってしまうと、呼びかけに答えなかったり、おしっこがでないなど重症となるケースがあるため、その場合はすぐに病院へ連れて行くべきです。
感染を防ぐためには普段から手洗いをしっかりとして、病気にならないように予防することが大切です。
有効なワクチンは発見されておらず、他の子供から感染させられるケースがあります。
特に夏場は注意するべきです。
みずぼうそうを治療するためには原因ウイルスをやっつけることが大切です。
そのために使われる薬として塩酸バラシクロビルやアシクロビルなどがあります。
薬は発疹が出てから二日以内に利用すると効果があるとされています。
かゆみを抑えたり、熱を下げるために薬を使うケースもあります。
みずぼうそうの熱を下げる際には市販薬ではなく医師から処方される薬を使うべきです。
市販薬にはアスピリンが含まれているケースがあり、これが脳症を引き起こす可能性があるからです。
その他の病気に関しても医師が適切な治療法を提案して、子供の病気をできるだけ早く治します。