リウマチ内科のバイト
リウマチは患者の辛さを理解することが先決
リウマチ内科は最初に受診するまでの間に時間がかかっているというケースがほとんどです。
自分の体調が悪く、最初からリウマチ内科を受診するという患者さんはほとんどいません。
内科や外科などを回り回って最終的にはリウマチ内科を探してきたという患者さんがほとんどではないでしょうか。
自分自身の症状がリウマチかどうかを判断するのは素人には難しいため、前述の通り内科をはじめとして、その他様々な科目を回って初めてリウマチの疑いがもたれます。
実際にリウマチになっている患者さんというのは疾患部分の痛みが非常に強く日常生活にも様々で支障が出ています。
そのため日常生活を送る中で不便さを感じていることや、辛さを感じていることがほとんどです。
こういった細かな患者さんの痛みそして心の負担についても医師が把握してあげなければなりません。
看護師の仕事だと言う医師もいるようですがわまずは医師がこのような部分を細かく把握しなければ看護師にもこうした部分が伝わりにくいといえるでしょう。
新米のアルバイトとしてリウマチ内科で働くのであれば患者さんの痛みそのものはしっかり理解してあげることを意識しておかなければなりません。
リウマチ内科でバイトが必要なわけ
リウマチ内科は上記の通り診療の内容を見てみると、ベテランの医師でなければ務まらないと思ってしまいがち。
しかしリウマチ内科では治療において様々な機器を用いることや、その他細かな症状は患者さんから聞くという仕事があります。
このような仕事に関しては主に新米の医師が行っていきますので、アルバイトとして働いていくのであればあらかじめ把握しておくと良いでしょう。
実際に患者さんの症状を聞いて、それがリウマチによるものかどうかを判断するのはベテランドクターの仕事となります。
新米のドクターがアルバイトの段階で判断するのはとても難しいといえるでしょう。
しかし、患者さんの話を聞き、それをベテラン医師に伝えるというワンステップをアルバイトの医師が行うだけでもクリニックとしては非常に助かります。
さらに、ドクターが指示した治療目的をはじめ明確な治療方針などを患者さんに上手く伝えていくのも新米医師が任されることがあります。
次々に提示してあげる知識も必要になる
リウマチ内科ではそれぞれの患者さんに応じてリハビリを行うことや、治療後の検査も取り入れていきます。
一つの治療を行っても直ぐに効果が現れるものではなく、半年から1年以上同じ治療を続けて、それでも効果がないというケースも少なくありません。
このようなケースであっても患者さんに対し、次から次に違った治療法やお薬などを提示してあげるのも医師の仕事。
根気強く患者さんと向き合っていく科目になりますので、思いやりを持ち更にはいつでも一定のモチベーションで患者さんに接することができる能力も必要となります。
治療の効果が現れずストレスを感じてしまう患者さんも少なくありません。
こういった患者さんが少しでも前向きに治療投げられるようにうまくアドバイスをすることや、患者さんのモチベーションアップに注力していくのもリウマチ内科では必要とされるスキルになってきます。