皮膚科のバイト
虫が原因で荒れることもある
皮膚科ではさまざまな病気を取り扱っています。
病気の種類としては、手あれやあざ、りんご病、とこずれ、線状皮膚炎などがあります。
りんご病とは子供のほっぺたが真っ赤になる病気であり、正式病名は伝染性紅斑です。
冬から春になると流行することが多く、主に子供がかかる病気なのですが大人が感染するケースもあります。
顔に発疹ができてしまうと1週間から2週間はそれが続きます。
きちんと完治した後は特に心配することのない病気です。
線状皮膚炎とはアオバアリガタハネカクシという虫の毒によって生じてしまう皮膚炎です。
この虫は3月から11月に発生し、特に夏場に多いです。
肌についた虫を払いのけようとした時に、体液が出てしまうためそれによって炎症が生じます。
特徴的な症状なのですが、皮膚科の先生でないときちんとした診断ができないケースもあります。
万が一、目の中に体液が入ると失明する可能性があるため気をつけましょう。
昼間は草むらの中にいて、夜間になると照明に飛来することがあります。
手あれに苦しんでいる方はたくさんいます。
あまりにも酷い症状の時には皮膚科を受診して、きちんと治療をするべきでしょう。
アレルギー性のものと、皮膚が乾燥したことによって痛みの生ずるものの2種類があります。
しかし、実際にはこの2タイプの混合型であることが多いです。
職業上、手荒れが起きやすい方はたくさんいます。
たとえば、洗剤を使い続けていると皮膚の表面にある皮脂膜を流してしまい手荒れが引き起こされます。
皮膚科の提供する治療
もし線状皮膚炎になってしまった場合はステロイド外用剤による治療を行います。
きちんと治療をしておかないと痕が残ってしまう可能性があるため気をつけましょう。
身近なところに存在している虫であり、もし見かけたら注意しましょう。
りんご病になってしまったら、対症療法を行いながら完治するのを待つことになります。
有効なワクチンは開発されておらず、予防接種を受けることもできません。
飛沫感染するため、マスクを使用して予防をするのが一般的です。
皮膚にじんま疹が生じてしまうことがあります。
これは食物が原因となっていることが多いのですが、ウイルス感染が原因のケースもあります。
アレルギー性であることが多いのですが、それ以外の理由もあります。
まずは原因を特定して、特にアレルギーを引き起こす食品は避けるべきです。
治療は抗ヒスタミン薬の処方が一般的です。
徐々に薬の量を減らしていくことによってやがては完治できます。
寝たきりの高齢者がとこずれになってしまうことがあります。
これからの社会では患者の数が増加することが予想されています。
同じ状態で寝ることによって、特定の部分が圧迫されてしまい、それによって血液の循環が悪くなって組織が破壊されてしまいます。
治療法はそれぞれの症状に適した薬剤を用います。
重要なことは本人の体に備わっている治癒力です。
とこずれが起きないように予防しながら回復を待ちます。