外来バイト
患者を待つことが仕事
医師のアルバイトの中には外来に対応するというものがあります。
大規模な病院では、多くの患者様が訪れる可能性があるため、常勤医以外の形態での募集が多いのです。
しかし、一般的な病院はもちろん、クリニックでもこのような募集も少なくありません。
外来のアルバイトは比較的需要が多いのです。
基本的に外来は患者様が訪れるのを待つことが仕事。
もちろん、実際に来た場合は診療を行うことも業務に含まれます。
大規模な病院であれば救急車で搬送されてきた急患に対応しなければならないこともあるでしょう。
忙しさは勤務先によって大きく異なるアルバイトです。
時給10,000円のアルバイト
外来のアルバイトは時給10,000円前後が相場だと言われています。
診察時間は半日であることが多く、大体3,4時間程度診ることになるでしょう。
1回当たり30,000円から50,000円くらいが平均的な収入です。
時給が良い代わりに、ほとんどのケースでは患者様が外来に訪れます。
よい捉え方をすれば常に診察に当たっています。
ただし、当直医のように仮眠をしているうちに一日が終わってしまうことはありません。
対応に追われているうちに仕事が終わっていることもしばしばあるのです。
求められるスキルは多岐にわたります。
自分の専門が外科であっても内科の知識を要求されることもあれば、反対のことを求められることもあります。
ただし、初診外来ができるのであれば最低限の対応は可能であり、専門性の高さに応じて時給アップも期待できるという面もあります。
メリハリをつけて働ける
外来のアルバイトは短時間勤務になりがちです。
これを活かして、毎回数時間の勤務に全力を尽くすというのも良いでしょう。
毎日たくさん働かなくても数十万円から百万円規模で収入を得ることができるため、無理に働かなくても良いのです。
デメリットとしてはアルバイト故に必ず入れるとは限らないという点があるでしょう。
慢性的な医師不足であり、ある程度安定しているとは言え、必ずしも仕事があるという保証はありません。
この点を考慮した上で働くようにしましょう。
ただし、メリハリをつけて動きやすいため、仕事とプライベートが充実しやすいと思います。
自分の生活スタイルを尊重しながら稼げるという魅力があるのです。
自分の仕事に誇りを持とう
外来のアルバイトはともすれば、あまり働いていないように見られることもあるでしょう。
たとえば、日給換算で40,000円とすると、週に3回で月収50万円も夢ではなくなるのです。
人生を謳歌していると捉えることも出来ますが、余暇を満喫しているとき、ふと、自分があまり働いていないのではないかと感じるかもしれません。
しかし、医師として多くの方の診療に携わっていることは事実。
また、メリハリをつけて働いていることで、業務効率も上がっているかもしれません。
そこで、自分の仕事にプライドを持ち、短時間で多くの仕事をこなしていきましょう。