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産業医バイト

企業で働く産業医

産業医は企業で働く労働者が健康、かつ快適に仕事できるよう、医師の立場からアドバイスを行うことが主要な業務となっています。
労働者の健康管理および心身の健康を維持するために大切なポジションです。

すべての企業に産業医が在籍しているわけではありません。
労働安全衛生法に基づいて、一定の事業規模を有する職場にのみ配置が義務付けられています。
一般的に、大企業と言われているようなレベルをイメージすると良いでしょう。
たとえば、常時1,000人以上労働者が働いている場合、1人の産業医を設定するといった具合です。

企業で働く医師になるため、仕事の内容は普通の病院と異なります。
実際の治療については、医務室でできる範囲になってしまうため、その範囲を超えている部分については、対応できないということもしばしばあるのです。
医療行為としては、応急処置が中心になるでしょう。

15,000円/時給以上稼げる

産業医は一般企業で働きます。
大体、週に4日程度出勤することが求められますが、月曜から金曜までの間です。
企業にもよりますが、土日に働くことはまずありません。

法律で義務付けられているため、企業は必ず産業医を配置しなければなりません。
そのため、常に一定のニーズがある職業です。
時給換算すると15,000円程度は保証されています。
年収平均では1,000万円を少し超えるくらいが相場と言われています。

最近ではメタボリックシンドロームや糖尿病など、生活習慣病が問題視されています。
これらに対して専門的なスキルを持っている場合、さらに高時給も期待できると思います。

精神科医療の知識も求められる

昨今、仕事に対するストレス負担が報道などでも取り上げられています。
産業医にも、当然精神科医療のスキルを求められることは言うまでもありません。
身体だけでなくメンタルケアを行うことも重要なのです。

精神科医療に取り組んでいる医師が在籍している企業は、他社よりも一歩進んでいると言えます。
また、社会的な需要も高いポジションであることはお分かりいただけると思います。
企業専門のメンタルカウンセラーとして働くことで、社内での必要性はさらに高まります。
必須というわけではありませんが、身に付けておくと良いでしょう。

違う世界が見える

産業医の中心的な役割は社内での啓蒙と、トラブルがあった時の応急処置です。
日々の業務の中では治療を行うよりも、どのようにすれば従業員が気持ち良く働けるかを考える時間の方が多いかもしれません。

一般企業で働くと、病院と比べて利益を追求していることが多いです。
産業医に対して、従業員がスムーズに働ける労働環境づくりを求められることは往々にしてあります。
企業からすれば法律で義務付けられているから配置されている産業医ではなく、利益を追求するための存在として在籍して欲しいからです。

企業で働くと、病院勤務の医師では気付かなかったことに気付くかもしれません。
違った世界が体験できるという意味ではチャレンジしてみると良いでしょう。

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